オフィスのブラインドの劣化について

オフィスビルでの管理の仕事をしていたことがあるのですが、オフィスの管理室にいると、さまざまな問いあわせがテナントさんからやってきます。
大きな問い合わせだと、不審者がいたとか、ぼやがあったとか、そういうものもありますが、大抵は小さなトラブルというか、オフィス内での問題点です。
そういった小さな問い合わせの中で、オフィスの不具合、特にブラインドの不具合というのもけっこうありました。

そもそも、ブラインドがあるビルというのは、いわゆる中古のオフィスビルであることが多く、往々にして劣化がでやすい時期にあります。
というのも、最近の最新のオフィスビルだと、ブラインドをつかっていないビルや、同じようなブラインドでも、もっと高機能で壊れにくい素材でできているものを使っているビルや、全自動のブラインドウインドウだったりするからです。

でもわたしが担当していたビルは、建築してからもう20年とか10年とか経っているようなビルが多く、そうすると劣化も増えてくるような時期でした。

ブラインドについての苦情で一番多いのが、意外かもしれませんが、ひもが切れてしまう、という苦情でした。
ブラインド自体がどう、というわけではなく、あのブラインドを上下に動かしたりするためのひもが、劣化してしまうのです。
ひっぱっていたらひもが切れてしまった、といって問い合わせてくるテナントさんが、年に数件ありました。
そもそもブラインドというのは窓辺にあるものですから、太陽の光をたくさん受けます。
なので、日光による劣化が激しいものなのです。
また、そのひも自体もとても強いというわけではなく、だいたいが化学繊維でできている簡易なひもなので、劣化しやすいのだと思います。

そういったブラインドへの対応は、ひもの交換、ということになります。
これは意外と簡単で、ホームセンターなどで売っているひもでつけかえれば大丈夫です。
でも、こういった苦情がそんなにたくさんあると思っていなかったときには、ひもの在庫を管理室においていたりもしませんでしたので、とりいそぎ結びつけて対応したりしたこともありました。
ブラインドというのは、一度動かせなくなってしまうと、テナントさんとしては日光を調整することすらできなくなってしまったり、外から丸見えになってしまうので、けっこう問題になってしまうからです。
明日対応します、といっても、それではクレームに発展してしまいかねませんでした。
それで、それからは管理室にひもを常備して、いつでも対応できるようにしていました。

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